山本尚の日々是更新中

僕が僕である為に

  • 2016年8月27日 閉店のおしらせ(わんぴーす酒場one piece)

    2002年8月8日にオープンした「わんぴーす酒場」

    2016年、8月末日で閉店致します。

     

    あの場所で灯りを付けてお客様を待ち

    そこで出会う人達の人生を共有する日々は

    極上の映画を楽しむような感覚でした。

     

    一度も就職する事無く

    どんな環境、境遇でも「やればできる」という

    綺麗事を表現し続けたい気持ちが原動力でしたが

    ここで思い入れしかない一号店が幕を閉じます。

     

    今までは「終わる」事が怖くて仕方なかったのですが

    この経験で「終わる」事も必要な要素だったんだと思います。

     

     

    この14年間

    ありがとうございました。

     

    前回の記事では沢山のシェアやいいね、

    個別でお電話やメール、ライン、

    直接私の顔を見て「なんとかしてあげたい」

    「がんばって」等 暖かい言葉を沢山頂戴し

    人間ってこんなにあったかいんだと何度も思える一ヶ月でした、

    本当にありがとうございます。

     

     

     

    このまま書き続けると

    とりとめも無くあまりにも長くなってしまいますので

    何回かに分けてこの濃密な一ヶ月をブログにて記録したいと考えています。

     

     

    皆様、

    有難うございました!!!

     

     

    IMG_20150425_090053

  • 2016年4月26日 facebookのタイムラインが野老朝雄さんで埋め尽くされた

    4月25日 (月)

     

    何気なくフェイスブックを開くと

     

    「トコロさんおめでとう!」

     

    という内容の

    タイムラインで埋め尽くされていた。

     

     

    東京オリンピックのエンブレムに

    トコロアサオさんのデザインが選ばれた日でした。

     

    私は二度見、三度見をして確認している最中

    興奮して何が起こっているか戸惑っていたが

    そこには間違い無く トコロさんが居た。

     

    IMG_20160426_143722

     

    もう10年はどのトコロさんファンである私で

    このマグネットで子供たちに遊ばせていた。

     

    何度か二人で食事をする機会があり

    毎度、トコロさんの発する言葉にワクワクしていた。

     

    この簡素化されたコンパスと定規で完成するトコロ柄は

     

    「どこでも繋がる」

     

    例えば

    いがみ合っているモノ同士でも

    同じトコロ柄を見に纏っていればどこかクスッとくるような

    ピースフルな柄だと思います。

     

    IMG_20160426_143600

    夫婦でお揃いのマフラーをすれば

    ちょっと喧嘩なんてしてもどこかクスッと来るじゃないですか。

     

     

    そんなトコロさんのデザインが選ばれた事に

    心がとっても温かくなりました。

     

     

    トコロさん、おめでとうございます!!

    素晴らしい一日でありました。

     

  • 2016年3月11日 3,11  

    おしらせ

    長文ですがお付き合い下さい。

    戸田駅 西口 徒歩2分
    ドコモショップさん千年の宴さんの並びで

    (有)日々是好日 久々の直営店

    「ALL-BAR」

    2016年
    3月11日(金) 17時~

    オープン致します。

    年始に物件を確定してからというもの
    3月11日にオープンする事は私の心で決まっていました。

    今でも鮮明に蘇るあの震災
    あの日から自粛、計画停電にて
    固定費を支払うだけで会社の体力がどんどん削られ
    ついに底を付いた時に
    結婚し幼い子供がいた私には
    到底、返済しきれないような借り入れがまだ残っていました。

    (当時29歳で二人の子供がいて
    3000万弱の借り入れをして今は無きアジアンカンフーダイニングが出来たのは
    よく貸してくれたなぁと思う反面、
    今振り返るとメチャクチャ怖いです)

     

     

    自転車での帰り道は
    どうしたら家族やスタッフに迷惑をかけないかを考える毎日で
    その当時といいましたら取り返しの付かない事ばかり思い浮かぶんですよね。

     

    それでも
    我々以上に被災地の方は苦しい思いをしていると
    PLY FOR JAPAN

    動画を見まして
    出来るだけ正しいと思う道を選んだ次第で
    義捐金イベントを行ったり夢中で進んだ結果
    返済が終わっておりました。

    それもこれも
    スタッフ、お客様、取引業者様のおかげ以外
    何ものでもないので
    改めて感謝申し上げます

    「本当にありがとうございます」

    あのどうしようもなく絶望を感じた時
    それ以上に人の温かさを頂いた

    3月11日。

    この日に

    わんぴーす酒場
    「小さい一つの欠片でも絵を完成させる大事な1ピースだ」


    姉妹店

    ALL-BAR

    今出来る全部、
    このカウンター、テーブル(板)に表現しよう

    わんぴーす酒場のコンセプトと同様
    どんな板でもいい
    色や形が違う
    どんな板でも組み合わせたらカッコ良いじゃない
    という壁面です。


    オープン致します(14席と小さいお店です)。

    本来なら
    一人ひとり、お会いしたり、お電話をしたり
    はたまたメール、ラインでご連絡をしたいのですが
    当初予定していた入社前提のスタッフさんが
    実家の事情で帰らなくてはいけなくなり退社されたので
    私一人での作業、営業になるので
    行き届かない所がありますがご容赦下さい。

    今、一緒にいてくれているスタッフ
    一緒に働いてくれたスタッフが私の財産であり誇りです。

    もう一度
    新しい場所で表現出来るのを存分に楽しみましょう。

    お花やお祝いは本当にありがたいのですが
    黙祷の意味を込め、ひっそりとオープン致しますので

    是非
    ひっそりと遊びにいらして下さい。

    ALL-BAR
    埼玉県戸田市新曽803-3 SNビル1F
    048-446-8080
    17:00~  日曜定休

  • 2016年2月21日 萬膳

    先日 わんぴーす酒場に

     

    ずっとお世話になっている東京の酒屋さんの先輩と

    万膳酒造の万膳さんが遊びに来てくれました。

    IMG_20160216_223611

    (左から 私、万膳さん、加藤さん)

     

    夢のような本当のお話で

    この時間を告知せずに私だけで堪能しまして

    いつも旨い万膳がより旨い。

     

     

    もう一度みなさんに旨い焼酎を飲んで欲しいです、

    ゆっくり薄い水割りをチビチビやりながら晩酌するの幸せじゃないですか。

     

    加藤さん、万膳さん、

    素敵な時間、お話しありがとうございました!!!

     

  • 2016年2月15日 PIECES OF A DREAM

    2002年にオープンした「わんぴーす酒場」から

    もう14年。

     

     

    当時

    22歳だった僕たちは

    ケミストリーのPIECES OF A DREAMをよく歌っていた。

     

     

    半端な夢の一欠けらがふいに誰かを傷付けたとしても

    自分たちの可能性を追いたく

    わん(一つの)ぴーす(欠片)酒場がオープンしまして

     

     

    次の店舗となる

    「ALL-BAR」の内装では

    こんな要素を

     

    IMG_20160211_120449  

    (下置き)

     

     

     

     

     

    全てをこの「板」、この「場」に置いていこう

     

     

    チグハグになっていても

    結局最後では必要な要素であっていて欲しい

     

     

    IMG_20160211_170009

    (壁に設置)

     

     

    決して戻れない道ならば

    行けるまで行きたいと思うのが男である。

     

     

  • 2015年3月30日 特別なスープを

    あ~なた~に~ あ~げる~~~

     

    あったかいん だか~ら~~~

     

     

    どこかでこのフレーズを聞いた私

    それが芸人さんの歌だと知ったのはもう少し後の話。

     

     

    明日

    妻、晴、圭、雪月(犬)が深谷から帰って来ます。

     

     

    私は「わんぴーす酒場」でのランチ準備と

    「戸田BAL」の打ち合わせ(試食会)の準備を。

     

     

    子供の最大の教育は

    「自分の仕事の話をする事」の例にならい

    帰って来たらまお話ししようと考えています

    (理解しているかどうかは解りませんが)。

     

     

    ランチと言えば

    東日本大震災の時に利益無しの300円で販売して

    義捐金を募っていた事を思い出します。

     

    その時は

    我々 we

    は are

    正しい right

     

    精神でしたね。

     

     

    計画停電でまともに営業が出来なくて

    倒産の危機を感じた数ヶ月でしたが

    「被災地の方はもっと大変だ」

    そう思って取り組んで来まして実際に達成感もあった訳ですが

     

     

    ふと冷静になると

    我々のランチは300円だから人は来てくれるが

    周りの飲食店、小売店の売り上げを下げることになってないか?

     

     

     

    本当にこのやり方が正しいのか?

     

     

    なんて感じたりもしますよ。

     

     

    絶対「正しい」なんて事はありえないんですよね。

     

    正義を主張すれば主張するほど

    おかしく聞こえたりする事もあるでしょう。

     

     

    我々 we

    は are

    正しい right

     

    warですよ。

     

     

    なにが良いのか悪いのか

    決め付ける事無く

    認めて寄り添うこと意外にないんですよね。

     

     

     

     

    子供たちが帰って来たら

    先ず抱きしめて

    IMG_20150329_211825

     

    あたたかさを感じたいんです。

     

     

     

    あったかいんだから~

     

     

    私の好きなアルバムの1ページ。

     

  • 2015年3月9日 日々是好日

    有限会社 日々是好日 (ニチニチコレコウニチ)

     

    日々是好日は素晴らしい字面もさることながら

    「毎日毎日が良い日である」 という意味合いより

    「毎日毎日を良い日にしよう」 という行動意識が含まれた意味合いだそうです。

     

     

    IMG_20150222_220146

     

    選挙が近づくと

    「投票にいこう」という言葉が飛び交いますが

    私は毎日 毎日、お金を使う事が投票だと認識しています。

     

    例えるなら

    日本が好きと言いながら外国産のモノ(サービス)を消費していたら

    日本に住む日本人の外国応援団ですよね。

     

    「出来るだけ国産を消費しましょう」という事では無く

    「自分なりの回答で消費を楽しんだ方が良いでしょう」という事ですね。

     

    全部が全部 全うとすると生き難いので

    頭の片隅に入れつつ また今日も消費します。

     

    みんなの意思(消費、投票)で 望んで今があるんですね。

     

  • 2015年3月2日 東京 新宿のBAR 

    20歳の時に友人たちと名古屋から上京(上玉)して

     

    新宿のバーでアルバイトをしていたのですが

    教育熱心な会社で入って間もないアルバイトながらも

    「社長研修」に参加させて頂いた思い出を。

     

     

     

     

    その社長研修で

    「収支計画」の作り方を教わり

    数週間後(日程は決められていました)にまた提出する というモノでした。

     

     

    特に 「減価償却費」 を理解する事と

    数字(計画)上でも簡単に赤字になることがメインだったのですが

     

    一番インパクトがあったのが

     

     

    「起業して失敗したらどうするか?

    もう一度成功するまでやるしかない。」

     

     

    という言葉でして、

    失敗したら巻き返し難い借金を背負う事になるので

    成功するまでやり続けるしか無いというお話でした。

     

     

    今 思えば

    それぐらいスタートは大事で

    生半可では無理だよ というメッセージと

     

    失敗を前提に無理の無い計画にしなさい。

     

     

    という事でしょうか。

     

     

     

     

  • 2015年1月20日 野老 朝雄 さん

    ひょんな事がきっかけで

    野老 朝雄(トコロアサオ)さんと知り合う事ができまして

     

    その当時から野老さんのデザインが大好きだったんですね。

     

    IMG_20150116_104824

     

    このマグネットも愛用して長いのですが

    最近ではSEIYUさんでも野老さんのデザインを見かけますね。

     

    これからもひっそりと活躍に期待をしているんです。

     

    このデザインの意味もとっても素敵なんですよ。

     

  • 2014年8月23日 東日本大震災 (後書き)

     

    2011年3月11日(金)

    15時前に起こった大地震。

     

    それから

     

    我々が商売を営む

    埼玉県戸田市でも計画停電が実施されました。

     

     

    歓送迎会 真っ只中の時期に予約が全てキャンセルになり

    計画停電の中 まともに営業出来る日も少なく

    ニュースでは電気が付かない中

    懐中電灯やロウソクで営業している店舗も取り上げられましたが

     

     

     

    あの まだメチャクチャ寒い中

    換気扇も付けず(付けられず)に

    火を使い営業する事は

    私の判断では出来ませんでした。

     

     

     

     

    それでも固定費(家賃、人件費等)は発生する訳で

     

     

     

     

     

    「あぁ  こうやって倒産するんだ」

     

     

     

     

     

    って

     

     

    小さい子供が生まれたばかりで

    大きな お店の借金を抱えた私は

     

     

     

    計画停電で真っ暗闇の店内、

    外は信号も付かないので警察官が必死に誘導している異常な中

     

    お客様が来て頂けるかどうかも分からないが

    卓上のカセット ガスコンロの火で 冷たい指先を温めながら

     

     

     

    そう何度も思ったものです。

     

     

     

     

     

     

    そんな中、勇気づけてくれたのが

     

    pray for japan

     

    pray 4  japan

     

     

    ユーチューブの動画なんですね。

     

     

    今 見ても涙が溢れる動画なんですが

    とても勇気を頂きました。

     

     

     

    弱り切っていた我々に

     

    「今 我々にしか出来ない事」

     

    懸命に模索し

    我々以上に傷ついている被災地の方に向けて何が出来るか?

    その答えが 義援金イベントだったんですね。

     

     

    その当時といえば

    槇原 敬之 の 「僕が一番欲しかったもの」 を

    テーマソングに何度もリピートして聴いていました。

    もちろん、気仙沼に行く当日も。

     

     

     

     

     

     

    それから数年経ち、

     

     

    TVで被災地の若者たちが

     

    「義援金を送って下さった方々のおかげで

    今こうして  野球が出来ています」

     

     

    等と放送されるもんですから

     

    我々が直接、支援をした訳でもないのに

    涙が溢れてくるんですね。

     

     

     

     

     

    義援金イベントにて

     

    無給で賛同してくれたスタッフ、

    無給で強力して頂いた方々、

     

    この場をお借りして感謝の気持ちを

     

    ありがとうございます。

     

     

     

     

    これからは

    我々が出来る事は微々たるものですが

     

    イベントという形では無く

    気仙沼の復興に繋がるように

     

    宮城の魚介類、お酒を扱わせて頂きたいと思っています。

     

     

    震災前の日常が一日でも早く訪れますように。

     

     

     

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