3月13、14日で焼酎の造り手さんを訪ねて鹿児島に1泊2日の一人旅に行ってきました。
今回、僕達は皆さんに焼酎を提供する立場ですが、造り手さんはどういう人でどういう思いで焼酎を作っているのか見たくて酒屋さんに協力してもらい、鹿児島に行ってきました。
13日、営業が終わって支度をして少し仮眠を取って羽田空港に行きました。
東京からわずか約1時間40分で鹿児島に着きます。
鹿児島は埼玉よりも暖かいという情報を聞いていたので薄着な格好で行き、鹿児島空港を出たら埼玉より寒くてビックリ!
すぐさまレンタカーを借りて乗り込み出発しました。
初めに向かった先は「萬膳」「萬膳庵」などの焼酎を造る「萬膳酒造」さんに行きました。
今回万膳さんには都合により会う事は出来なかったのですが、霧島山中にある「山小舎の蔵」に行きほんとに都会じゃ味わえないおいしい空気や綺麗な水を見て自然を感じ最高でした。
次に向かった先は山とは逆で海の近くにある「天狗櫻」「花と蝶」などを造る「白石酒造」さんに行きました。
レンタカーのナビに従い道路を走っていると見えてきました白石酒造さんの看板!そこで待ち合わせをして白石さんの息子さん「白石貴史」さんに迎えに来てくれて車で走ること2分、蔵に到着しました。
「白石酒造」さんは、全量カメ仕込み、全量手造り麹などの昔ながらの製造法による焼酎造りをしている蔵です。
今の時期は仕込みも終わりラベル貼りなどをしていました。
社長の「白石康久」さんに話しをしてもらいました。白石さんは「飲み飽きしない晩酌酒を目標にこれからも焼酎を造って行きたい」
「白石酒造」さんでは、家族が力を合わせて楽しみながら焼酎を造るというとても暖かみを感じました。
次に息子さんの貴史さんに蔵を案内してもらい初めて生で見るカメ壷や、蒸留器などをみせてもらい感動しました。
帰り際、貴史さんに良かったら夜ご飯でも一緒にどうですか?とうれしいお誘いがあり、ホテルの近くまで来てくれるということで一旦ホテルに向かいました。
ホテルで少しゆっくりして、貴史さんと合流近くの居酒屋さんに行きました。
そこで、鹿児島の郷土料理、黒豚の角煮、黒豚しゃぶしゃぶ、酢みそで食べるきびなご、かんぱち、生で食べれる首折れサバなど美味しい料理をつまみに飲む「天狗櫻」のお湯割りは最高でした!
貴史さんとは歳も近く色々な話しをさせて頂きました。これからの焼酎界について、家族について、恋愛についてととても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
お酒の弱い僕はすぐに酔っ払ってしまい、ホテルで布団も掛けずそのまま心地よさを残し眠ってしまいました。
2日目、最初に向かったのは「晴耕雨読」「不ニ才」「角玉梅酒」などを造る「佐多宗二商店」さんです。
ホテルから車で走ること約2時間、海沿いの道を走っていると突如とても大きなお屋敷もしくは美術館のような「佐多宗二商店」さんを発見しました。
恐る恐る中に入ってみると親切に事務のお姉さんに案内して頂き
僕と歳の近い製造部の「有馬さん」に蔵を案内して頂きました。
案内をしてもらっている途中カメ壷貯蔵をしている部屋の2階に特設
バーカウンターがあると聞き見せて頂きました。
そこは仕込みなどを手伝ってくれた人などと仕込みが終わったあとカメ壷を
見ながら焼酎を一緒に飲む為に作った贅沢空間でした。
そこで国際線のみ限定2000本しか作らなかった角玉梅酒の原酒を頂きました。
とても梅の味が濃厚でとても美味しかったです。
蔵を案内していただきその後部長の「矢部さん」と「有馬さん」にお話しを聞きました。
「佐多宗二商店」さんでは地元頴娃町(えいちょう)産の芋のみを使い「気兼ねなく楽しく飲んでほしい」という想いで焼酎造りをしているのと、日本に留まらず世界で焼酎を飲んでほしいという想いを熱く語って頂きました!
そして最後に向かったのは「さつま寿」「神座」「さつま寿 桜、旬」などを造る「尾込商店」さんに伺いました。
「尾込商店」さんは川辺町(かわなべちょう)という町の中にあります。
初めに蔵人「瀧山さん」に蔵を案内して頂きました。
蔵を案内してもらい外に出ると1台の機械が目に入ってきました。
これは何ですか?と尋ねたらもう40年くらい使っているという芋を洗う機械でした。「もうこんな機材使ってるのはうちくらいだね。」と笑いながら言ってた
けど40年もすごいと思いました。
その後「尾込さん」にお話しを聞きました。
「尾込商店」さんは杜氏さんが居なく全部自分達で日々勉強しながら今の味を造って来た蔵です。
やはりみなさんと同じように「尾込さん」も「焼酎をみなさんに楽しく飲んでほしい」と言っていました。
僕が最近気になっている芋焼酎にレモンなど梅干しなど入れて飲みたいという人が居て、それは違うんじゃないかと思っていて失礼を承知で造り手さんに聞いてみました。
「尾込さん」は「それがきっかけで今まで飲めなかった芋焼酎を知ってくれるのはいいことだと思うけど、やっぱり寂しいね」と答えを聞かせてくれました。
一生懸命芋の香りを楽しんでほしいと頑張って造ってるんだからその焼酎を提供する僕達は絶対に粗末に焼酎を扱ったらいけないとなと思いました。
今回造り手さんを訪ねて鹿児島に行ってみてみなさん若い人達が真面目に焼酎のことを考えて頑張っている姿を見て僕ももっと理解して、みなさんに安心して楽しく焼酎を飲んでもらえるように頑張って行きたいです。